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2009.01.26  Exhibition preparation

フランクフルト

フランクフルトに着いた翌早朝から展示準備が始まった。明日夜8時半レセプション開始。準備に2日あるが、間に合うだろうか・・・。
そんな不安を持ちつつ、ホテルから徒歩15分、会場のフランクフルト現代工芸美術館へ向かう。朝8時。外はまだ薄暗い。日本の午前5時、日の出前くらいの暗さ。外は厳しい寒さで路面に薄氷も張ってる。朝のフランクフルトは日本同様、騒がしい。出勤の車や人が行きかう。自分達が向かうのは、商業地区を通り、マイン川を渡った閑静な場所。ミュージアムが並ぶマイン川沿いの通り。休館日なので、人は少ない。美術館に着くと、今回の担当者が館内を温かくしてくれていた。かなり早起きしてくれていたんだろうと思うと、嬉しい。時間が無い事もあったが、一息着かず、メンバーの皆が自分の意思で動きだす。今回で展示準備は国内外と含め、5回目。ユニットで構成されたこのメンバーは搬出のリーダーは決められていない。一人ひとりが状況を見て、アウンの呼吸で動くから非常に気持ちいい。自分が何をするべきか?が分かっている。休憩のタイミングもバラバラ。それぞれに自分の体と状況をみて体を休める。

フランクフルトフランクフルト現代工芸美術館フランクフルト現代工芸美術館フランクフルト現代工芸美術館

早朝に村松さんが花市場から仕入れた花が届いた。日本では見る事の無いお花もある。花が届いたら搬入作業は中断。まずは、皆お花の水抜き。世界トップのフラワーデザイナーが指導。とても判り易く、的確。お花屋さんのノウハウも知る事が出来る。花屋さんが大変だと思うのは、冬でも冷たい水を用意する時と、運ぶ時。とても重労働だ。しかし、その重労働を花の香りとお花を見る楽しさが辛さをチャラにしてくれる。葉を取り除く作業もお手伝い始めたが、これは素人では無理。花が赤ちゃんの手を扱う様にシビアだ。柔らかくて、折れそう。荒々しい木工職人の自分からすると、とても怖い。これは、任せよう。

お花フラワーデザイナーフラワーデザイナー1枚の落ち葉

水揚げ作業も終わり、「お昼にしよう!」と誰かが声を掛ける。午後2時。メンバーの誰かが買出ししてきた水やスナック、チョコ等で腹を満たす。他愛もない話で笑い合う事で疲れを癒してくれる。楽しいメンバーだ。少しのチョコ等を口にしたら、忘れていたのに空腹感が急激に襲いかかる。
一服が終わると組立や梱包の開封作業再開。最高級品を痛めない様に日本を出す時に頑丈にした梱包を開封するのは大変な作業。数多くの梱包品をストックヤードから展示会場まで運び、そろそろ疲れを感じてきた頃の作業だ。午後4時閉館。まだ2時間と明日があるとおもっても焦る。ドイツ・ハノーバーで作られ、プレゼントしてくれた展示什器。かなり重かった。開封するとプレゼント品とは思えない、しっかりした作りとカッコよさ。しっかりした作りには職人の目でみても素晴らしい。自分達の為に気持ちを込めて作ってくれたんだろうと感謝の気持ち、いっぱい。午後4時。タイムアップと声を掛けられた。明日にしよう。夕食何にする?と1日の終わりを癒し合う。美術館を出ると陽も暮れ、寒さが染みる。美術館の周りには綺麗な落ち葉が沢山落ちている。疲れている時だから気になったのだろうけど気になる1枚の落ち葉。カメラに収めようと撮った。さぁービールが飲める!美味しいドイツ・ビールが待ってる。