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2009.04.11  Thanks AO san

マカオ

香港へ着いた翌日、1日の空きが出来たので、ハコアスタッフと二人、マカオへ行こう!と、思い付き日帰り弾丸ツアーに行ってきました。25年くらい前に漫画「バリバリ伝説」で描かれたF1モナコGPの様に街中がレーシング場に変わるF3レーシング・マカオGPを読んで、憧れていたマカオ。この時期、マカオGPは開催されていないが、一度でいいからレーシングカーが走る道を歩いてみたかった。香港行きの飛行機に空きが無かった事で生まれた1日の空き休暇。ツイていたと感謝する。これからマカオに行く人の参考になればと思う次第でご案内します。

ジェットフェリージェットフェリー

香港からマカオまでは、ジェットフェリーに乗って45分程度。チケットを買うには自動発券と窓口があるが、窓口での発券は人が多く購入するのに時間が掛かる。ならば、自動発券でと思ったが、なかなか難しい。地元の人達でもスムーズには購入できない。こういう場合には前の人が購入している後ろから覗き込んで手順を覚える。現金を使うよりカード支払いの方が便利。なんなく購入は出来たが、購入したチケットは指定ファーストクラス(片道¥3,300くらい)だった。後で判ったのだが、普通自由席(片道¥1,900くらい)があった。あーって、感じだった。ご注意ください。

入国審査入国審査

フェリーを降りると、入国審査。香港出国の際は、出国審査は無い。パスポートを忘れたら、マカオに入国出来ず、香港へ戻されるからご注意を。この日は土曜日だった。香港の人達の大勢は週末をマカオで過ごすらしい。入国審査はとんでもない人混み。入国するのに1時間も掛かった。
マカオ・香港はこの4月が一番過ごし易い。年中通して雨季状態のマカオは、息が出来ないくらいに蒸し暑くサウナに入っている様だが、この時期は雨も少なく、日本の5月くらいに清々しい風が吹く。行かれるならば4月がお勧めです。ターミナルを出ると、沢山の”キャッチ”に声を掛けられる。その中で日本語で話しかけてきたのが「アオさん」フリーのツアーガイドだ。日本語ぺらぺらなのだが、気のいい軽さが逆に怪しく、不信感を抱く。1人でも6人でも4時間で\12,000後払い。タクシー使うより安くて、車で移動するから楽チンって云われるとちょっと気になる。どんな車に乗せられるかと聞けば、トヨタ・ハイエースだった。それじゃーっと、契約したが。ちょっと不安。頭も坊主だし、顔もちょっと怖いかも。後払いってのが気になるとこだった。「ツアー後半に逃げちゃったらどうするの」って聞くと、「大丈夫、日本人は絶対しないから。逃げそうな人には声掛けないから」と、選ばれた日本人にチョッといい気分。ツアー開始するとアオさんは非常にノリも良く親切なのが身に染みて感じる。人混みでは危ないからとガードしてくれる。道を渡る時は車を止めて渡らせてくれるジェントルマンだった。女性だけでツアーを考えている人は是非、アオさんを探して欲しい。でもアオさんは結構売れっ子で、年中リピート予約の殆どが日本からあるらしい。偶々この日は空いていたそうだ。ホント、ツイてました。

アオさんマカオの街マカオの街マカオの街

アオさんは、漫才のビデオで日本語を覚えたらしい。完璧な日本語だ。漫才を勉強しているだけにツアーガイドに絡めて「親父ギャグ」を連発する。最初は笑えたが、1時間も聞いているとネタの途中で「オチ」が見える。まだ、勉強不足だ。キレが無い。でもすっごく楽しかった。街に入るとカジノだらけだ。どの建物を見ても圧倒される。デカイし、キンキラ。日本のパチンコ街とはスケールが違う。アオさんに「今日はどこのカジノ行く?」と聞かれ、日帰りだから行かないと応えれば、凄くビックリしていた。「何しに来たの?」って云われました。日帰りでマカオに来る人っていないらしい。そもそもギャンブルに興味も無く、マカオの街を楽しみたいだけと伝えれば、時間内でその様にツアー内容を変更してくれる。カジノに行けない事を伝えると「おめでとう」って云われました。その意味は、カジノで絶対に儲けられる訳は無いから。マカオはカジノの収益で国が成り立っているそうで、国民は税金ゼロらしい。ビックリした。カジノへ行く人には「ありがとう」って云うそうだ。

マカオの街マカオの街マカオの街マカオの街

まずは、マカオGPのコースを一周してもらった。アップダウンも多く、道も狭い。路面も荒れているし、こんな状態でよく、200kmオーバーの高速で走れると感心する。60kmくらいで走っていてもカーブの先が全く見えない。レーサーってホントスゴイんだと心から思う。街を走ると信号機に目が留まる。どこの国に行っても信号機を見るのは楽しい。特にこのマカオの信号機は統一性無く、珍しい。

街並みマカオの街マカオの街信号機

最初に行ったのは、「松山」という丘。綺麗な丘です。戦争の際に日本軍が防空洞を作った事から名付けられたそうだ。至る処に大砲がある。頂上には小さく可愛い教会と灯台がある。見晴らしも良く、マカオ全土がほぼ見回せる。ホント、マカオは小さな国だ。

松山可愛い教会大砲防空洞

次に行ったのは、海の守護神『 阿媽(アーマー) 』が祀られているマカオ最古の寺院 「媽閣廟」。小さな寺院だったが、綺麗なお寺だ。お線香も洒落ているけれど、実に機能的。赤いお札は、日本の「絵馬」。願い事を書いて吊り下げるそうだ。入り口に水が湧き出ている臼があり、その水を榊の葉で身体に掛けるとお金持ちになるそうだ。掛けて貰ったがまだお金持ちになれていない。今度行くまでにお金持ちになれなかったら、文句を言おうと思う。

媽閣廟媽閣廟媽閣廟媽閣廟

媽閣廟寺院の丘を登ると、高級住宅が並ぶ。その丘の頂上に「主教山教堂」というシンプルで清楚な教会が建っている。ポルトガルの質素さを感じる。ステンドガラスも質素でアンティーク性が高く、素材や装飾の良さが満載している。プロダクトデザイナーさんには刺激の多い教会だと思います。教会前の小さな広場からみえるマカオの風景はアートのような風景。のんびり出来る時間を感じます。

主教山教堂主教山教堂主教山教堂主教山教堂

マカオ世界遺産の象徴「聖ポール天主堂跡」。17世紀初期にマカオ、イタリア、ポルトガル、日本などの多国籍キリシタンで建設された教会。当時、アジアでもっとも美しく壮大な教会といわれたようでしたが、大火で焼けてしまい前面の石造部のみが残ったそうだ。東洋と西洋が融合された独特の雰囲気、ロマンチック感を感じる。天主堂の隣の丘は「モンテの砦」。マカオの博物館があり、丘の上は数台の大砲が並ぶ要塞とゆっくりとくつろげる庭園。こちらではカジノ・マカオの市街地が目の前で見下ろせます。天主堂の裏には「旧城壁」と云われる古い壁。「東洋と西洋の壁」とも云われるそうで、ベルリンの壁と良く似た歴史を知る壁。そんなに大きくも無く長くも無いが一見してみて下さい。天主堂前の広場は凄い人。その広場を降りる参道の両脇は、お土産屋さんが並ぶ商店街。山手線満員電車並みの混みよう。スリも多く、気を付けなさいと、アオさんがガードしてくれた。頼りになる。

聖ポール天主堂跡聖ポール天主堂跡お土産屋さんが並ぶ商店街旧城壁

天主堂前の参道を降りると、「聖ドミニコ教会」がある。16世紀にメキシコから来たスペイン人が建てたのだという。白くて美しく綺麗。こんなに女性的なイメージの教会は初めてだ。祭壇装飾も女性的で「素敵」と一言。聖母の像がとても「ふっくら」していてリアルで美しい。あたたかい母親像にこれまでの教会のイメージが一新しました。どの像をとってもリアルで、夜になると動き出すんじゃないかと。

聖ドミニコ教会聖ドミニコ教会聖ドミニコ教会聖ドミニコ教会

教会前の通りを歩くと、波型模様石畳の美しい「セナド広場」。マカオ市街地のど真ん中です。議事堂前という事で、政治の中心。セナド広場の隣には中央郵便局がある。銀座時計台の様な趣き。広場前を通る道路は狭いが主要道路。この通り沿いがファッションブランドや百貨店が立ち並ぶ銀座通りです。ショッピングはこちらで。

セナド広場セナド広場セナド広場ポルトガル料理

ここで、スーパーガイド・アオさんとお別れを惜しんだ。僅か4時間だったけれど、もうお友達♪ハグして握手して別れたが寂しさを感じるガイドは初めて。ありがとうアオさん。お別れ後、通り沿いにスゴク美味しいというポルトガル料理屋さんを紹介頂き、行ってみた。カレーベースの料理で、肉の大きさ、煮込み具合が絶妙。初めてのポルトガル料理。実に美味しい。日本人好みの味付けです。
食事後は、フェリーターミナルまでのシャトルバスが出ているカジノを目指し、散策。カジノをチラリと覗き、フェリーターミナルへ。出国審査を受けて、18:00のフェリーに乗り、香港へ戻りました。午前11時のフェリーに乗り、夕方18時までの8時間だったけれどもマカオ市内は楽しめます。宿泊できれば、カジノの夜景やカジノを楽しめ、皆さんにその雰囲気もお伝え出来たのだと思いますが、今回の希少な日帰りマカオの楽しみ方が参考になればと思います。

※ご注意
「オヤジ・ギャグ」が生理的に耐えられない方はアオさんを探さないで下さい。大変苦痛です。