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スタッフボイス

2009.07.31  Beautiful desire

花火

この日、2年間ハコアを支えてくれたスタッフが退職する。旦那様の転勤で京都に移る。キーマンだっただけに大変痛手で残念だが、旦那様の昇進だから、沁みた涙の送別会では無く、「あーっ楽しかったぁ」と言われるカタチで、お祝いをしたいと、皆でバーベキュー、花火大会を企画した。場所はハコア・スタジオ前の多目的広場。この日の為に芝生を生え揃えて来た。

バーベキューバーベキュー

仕事を終え、18時スタートに合わせ、準備班がビールを冷やす。テントを張り、バーベキューコンロの設置に買出しと、非常に忙しい。バーベキュー・コンロはU字溝に限る。炭と鉄板までの距離が程良く良いし、風を横から入れる事が出来るから火力を調整し易い。炭は火を熾すのが大変な作業だが、肉を焼くまでの楽しい工程。椅子はブロックの上にテーブルを作ろうと購入していた数万円もするメープルの一枚無垢板。大変高価な板なので、使おうかと大変迷ったが、適当な板も見つからず、使う事にした。汚れても削り直せば良いだけの事。木の良さはそんなとこにあるのかと何気に想う。定刻を過ぎ、肉を焼く準備が出来た頃、スタッフが集まり始める。それぞれの子供達も招待して、送別会が開始される。

バーベキューバーベキュー

「お疲れさまーっ」と乾杯した頃には、陽も傾き、薄暗くなって来た。スタジオの照明を点けると、スタジオ全体が光り、温かい光を照らしてくれる。この頃には炭の火力も強くなり、ビール片手に肉を焼く。仕事の話に趣味の話等など、それぞれ楽しみながら、疲れた身体を癒す事を楽しむ。焼き鳥にカルビ、ホルモン。焼きそばに野菜とそれぞれが好きなモノを焼く。

バーベキューバーベキュー

陽も暮れ、薄暗なるとあかりが欲しくなる。ハコアスタジオは全面ガラス。スタジオのあかりを灯せば、やわらかなあかりがこぼれる。バーべキューの夜をよりよく演出してくれる。宴もたけなわになった頃、子供達の為に大量に買った花火大会が始まる。独身のスタッフは久し振りと、花火を楽しむ。子供達は馴れたもので、次々に手持ち花火に火を点け、「きれい」と喜ぶ。僕達のようなモノを生み出すクリエイターは綺麗なモノを観て、素直に綺麗と感じないといけない。綺麗なモノを沢山集めて、参考にする。モノだけでなく、綺麗になるコト。綺麗と呼ばれるヒトになる為に自分を磨く。綺麗に敏感に反応しないと「きれいな仕事」は出来ない。花火を見て「きれーい」と素直に喜ぶ子供達のように「きれい」と笑顔がこぼれる人になるべきだし、その気持ちが湧き出る余裕ある環境を大切にする現場づくりに努めている。その事により、「きれいな商品」を生み出し、みなさんに「きれい」、「楽しい」と笑みがこぼれる商品づくりが生まれるのだと。楽しく、気持の良い状況でしか、アイデアは生まれない。

花火花火花火花火

大量に買った花火も大勢で行えばあっという間の出来事。本日退職する彼女がハコアに来てくれたのもつい最近の事のように感じていた。しかし、あっという間だった。時が過ぎるのはとても早い。もっとゆっくり流れればいいのにと思う事が良くあるが、時の流れは残酷に平等だ。いつまでも楽しみたいがお別れが近づく。でも、楽しい時間の後だけに涙無しで、お見送りが出来た。良かった。2年間の間、ハコアを支えてくれた「まどかさん」ありがとう。