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2009.08.15  Family trip

夕焼け

気が付けば、夏も終わりに近づいていた。例年とおり、息子の野球と娘の吹奏楽のクラブのお世話に休日のほとんどを費やした。子供が小さな頃から恒例だったキャンプももう何年も行っていない。たまたま、お盆休暇の1日だけが全員フリーになった。ハコアのある福井から1日で回れるドライブツアーの一部を紹介したいと旅に出た。

九頭竜湖濃厚ソフトクリーム

ハコアの裏山を越えると、朝倉義景城の跡がある。その近くには佐々木小次郎が「つばめ返し」をあみ出したと云われる伝説の滝がある。その前を通り過ぎ、岐阜へと向かう。岐阜との県境に「九頭竜湖」がある。この湖は名の通り、九本の頭を持つ龍が居たと云われる伝説があるとても綺麗な湖。その峠を越えると白鳥という町。郡上八幡の隣、高原の名所。東海北陸道に乗るとすぐに「ひるがの高原サービスエリア」がある。日本で一番高いと云われるサービスエリア。このS.Aからは、高大な「大日岳」見える。冬になるとスキーに訪れる。このS.A名物は、「濃厚ソフトクリーム」。地元の高原で育つ牛さんから毎朝運び込まれる牛乳で作られ、評判のソフトクリーム。行列が出来ていた。

世界遺産・白川郷世界遺産・白川郷

出発から約3時間程で、世界遺産・白川郷に着く。近くに住んでいて初めての訪問だ。今年、開通した東海・北陸自動車道のおかげ。高速乗らないと、6時間程は掛かる秘境の地。こんなに簡単に行ける事に感謝。夏休みとETC効果もあって、沢山の人出だ。世界遺産なだけに国際色豊かに各国の言葉が飛び交っている。町並みはテレビで観ていただけに、それ程驚かなかったのが悲しい。しかし、懐かしい空気が街にあった。私は田舎の人間だが、もっと田舎って感じじゃなく、タイムスリップしたようなうれしさの中に包まれた。毎年、夏の日に訪れる、30年前の母親の実家のようだった。ひぐらしの鳴き声を子守唄に、縁側で涼しいそよ風に包まれながら、うとうとと薄目で寝ていた子供の頃の懐かしい空気を感じた。

鯉とあまごはさ場はさ場世界遺産・白川郷

川の水は綺麗で冷たい。その冷たい小川に鯉とあまごが泳いでいた。広がる田の遠くを見れば、「はさ場」があった。この地では屋根に使う茅を干しているのだと思うが、これまた懐かしい。私が子供の頃は稲刈りの後は、はさ場でわらを干した。農家の人が下と上に別れて、下でわらを括って、はさ場に登っている人めがけ投げる。それを見事にキャッチして、次々と架けていく。子供の頃、見惚れた。それを真似ようと、はさ場に登って遊んで、怒られた思い出が湧き出て、登りたくて仕方が無かった。

吊り橋吊り橋

村の隣を流れる川に架けられている吊り橋。常時、70〜100人くらいの人が渡る。とても丈夫なんだと思うが、揺れている橋の上にいると、それ程丈夫では無いような恐怖感を感じる。コンクリートなのに揺れている違和感は演出なのだろうか?川辺は気持ち良く、昼寝をしたくなってきたが、子供達は田舎の空気が飽きたらしく、金沢へ行きたいとうるさい。仕方がないので、金沢へ向け出発。白川郷から金沢まで約1時間半。田舎から一気に都心へ行く様は、ホントにタイムスリップだ。金沢の「109」を娘に付き合わされ、百貨店を回り、少し遅い昼食を食べた。都会も飽きて、「もー帰ろうー」という頃に陽が傾いてきた。

夕日を見に行こう夕日を見に行こう

「夕日を見に行こう」と、ベタな熱血純愛ドラマのように海へ向かった。向かうのは、千里浜(ちりはま)。金沢から能登有料道路に乗り約40分。この千里浜は車で走れる世界でも珍しい海岸を目指して走った。この海岸は全長8kmあり、結構楽しい。若い頃は水辺を車で走り、水しぶき飛ばして走るのが楽しかったが、今は規制されていた。残念。海が見えてきた頃、陽はかなり傾いてきた。海に沈む夕日を見れるか?汗、焦せで車を飛ばした。何とか間に合った。夕日が沈むのを最後まで観れる日は1年間でも数日と云われる。晴れても、水平線にガスがかかる事が多いから最後まで見届ける事は出来ない。しかし、この日は、ガスもかからず絶好の夕日日和だ。ツイてた。海岸に着いた頃には、辺りは夕焼け色。幻想的な空間。夕日が水平線に架かると、時間が早送りされたかのように、一気に加速して沈み切る。夕日の無くなったあとは、幻想的な空間で余韻の時と波の音を楽しむ。子供達は海に入り、ワイワイと楽しんでいる。家にいると喧嘩ばかりしている息子と娘だが、シルエットの中では、非常に仲が良く、微笑ましい幸せを感じる。

夕日夕日夕日夕日

今回は、ハコアから1日で行ける処をご案内しました。ハコアにお越しの際の参考にどうぞ。