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2009.12.02  Christmas Town

クリスマス

日本へ戻り、12月に入って、ミュンヘンに戻ると街は激変していた。とにかく驚いた。街はイルミネーションに覆われ、光の街。眩しいくらいに輝いていた。ショーウィンドウはクリスマスツリー等、クリスマス一色。このドイツ・ミュンヘンはヨーロッパの中でもクリスマスイベントが大きく有名な街らしいが、本当に驚いた。

ショーウィンドウはクリスマス一色ショーウィンドウはクリスマス一色

マイン広場は屋台でいっぱい。先月に帰国する際に、広場にプレハブのようなものをフォークリフトで並べ、慌しかったのだが、まさか、この様な変貌を遂げるとは思わなかった。お店が売っているモノは全てクリスマス関連商品に変わっていた。食べ物にしても必ずクリスマスを感じるモノしかない。日本のクリスマス商戦とは桁違いのスケールだった。

クリスマスのデコレーションクリスマスのデコレーション

平日なのに、街は人とモノで溢れ、活気があった。人の顔も生き生きとして、楽しそうだ。楽しくなるのも当然。夢のような街中にいるのだから。屋台もクリスマスのデコレーションをいっぱいしている。お隣のお店と競うかのように。モノも夢のある商品でいっぱい。実用的なんて全く無い。この夢の中で、実用性なんて本当に求める訳が無い。夢を売り、夢を買うのだ。私達ハコアもそんな夢ある商品づくりを目指しているが、本場の夢売りを観て、心底考える。

クリスマスのデコレーションクリスマスのデコレーションクリスマスのデコレーションクリスマスのデコレーション

駅前のホテルから展示会場のレジデンツまで約3km程度。歩いて30分くらいだが、お店を見て回っていたら、4時間掛かった。この4時間があっという間の時間。街角のカフェは寒いけれどもオープンカフェ。椅子もテーブルクロスもクリスマスレッドで盛り上げている。レジデンツに着くと、ここの中庭でもクリスマスの屋台がビッシリ出ていた。昼間なのに、平日なのに、街中人混み。街の人に聞くと、12月に入ると、この街の人達は、午後3時以降は仕事が出来なくなるらしい。街に毎日出向きたいそうだ。

街並み街並み 

街を歩いていると沢山の幼児達が手を繋いで、お散歩をしている。日本でも良く見る、保育園の先生達が引き連れてのお散歩。子供達はどこの国に行っても可愛い。夢の中を歩いているのだから、当然胸弾む想いだろう。おもちゃを眺める子供に何が欲しいの?と聞くと、「ぜーんぶ」って。そうだろうね。私も全部買いたい。

久々に会場へ戻って、学生達にお礼と、話をしたが、外が気になって仕方がなかった。午後6時の閉館にダッシュで街へ出る。夜の街は、昼間とは違い、光の中。人も何倍も多く、身動きが取れない。食事をするにもレストランも人でいっぱい。世界が不景気の中、この街、この時期だけは違う。

クリスマスのデコレーション

ガヤガヤワイワイとした騒がしい街だが、教会に入ると、神聖な静寂がある。勿論教会もクリスマスのデコレーションは行われているが、格式と品格を感じる。日本の 「わび・さび(侘・寂)」にも似た、静けさと静寂がシーズン真っ只中にもあった。夢のような騒がしい街から扉1枚で静寂の中に。扉がバタンと閉まったと同時に、緊張感のある静寂の空気に包まれる。この快感は何とも言えなかった。

クリスマスの街並み教会