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2010.07.07  DESIGN TOKYO

七夕の日から3日間、東京ビックサイトにて展示会を行いました。毎年、雑貨EXPOが行われますが、今年からエントリーされた出展社の200社以上のブランドから申請、審査を得て、デザイン性の高い企業40社の中に選ばれ、出展出来ました。前日までの大雨と蒸し暑さの中、開催前日に皆様をお迎えするブースづくりを私達スタッフ自ら、汗だくで行いました。 

DESIGN TOKYOHacoa

今回のブースは、私達のスタイルを感じて頂きたく、思考錯誤してブースレイアウトを行ってきました。私達の作る、素朴な手作りの商品のひのき舞台には、プレーンで懐かしくも新しさを感じる空間を目指しました。白壁にウォールナットの厚板から削りだした「Hacoa」のロゴを取付け、シックな空間に。毎回のハコア展示会のブースには、多くの方々来て頂き、ハコアの商品を見て頂いております。混雑を避ける為にも、角地に大きく開いたオープンスペースを作る事で、多くの方々に商品を観て頂き、触れ易いように設計。壁には、私達の象徴とも云える、「自然の色」を掲げたポスターフレームとハコアの作業風景を掲げました。中央には裸電球を4個設置し、木の温かさをより演出し、柔らかな空間になったと満足してます。

開催開始時間から最終日までハコアのブースには、人が途絶える事は無かったです。全国のショップさんや百貨店、商社の方々。海外からも沢山のバイヤーさんに詰め掛けて頂き、沢山の質問にお応えして来ました。この時、新しくご縁を頂く方々に出逢う為、お話の出来る事を楽しむ為にも、私達スタッフは頑張って参りました。新しい出逢いと、なかなかお会い出来ない方々との久々の再会です。海外の友人や都内の友人も来て頂き、嬉しい限りの3日間です。

沢山のバイヤー沢山のバイヤー

ハコアのブースでは、「知ってる!木ーボード」という声が常に聞こえていました。木ーボード発表から5年、様々なメディアに取り上げて頂き、知名度も上がっております。ご来場された方々は必ずといって良いほどに、木ーボードに触れ、コトコトとタイピングをされて、満足な表情をして頂けると、私達も職人冥利に尽きます。木ーボードをタイピングする為に並んで頂き、大変感謝しております。木ーボードも含め、他のアイテム8点が今春からのフジテレビ・月9ドラマに出演していました。主人公の有名俳優さんが社長役を努め、社長の机の上がハコアアイテムで埋め尽くされていた事も多くの方々がご存知だった事あり、出演アイテムは人気ぶりを発揮していました。

木ーボード木ーボード

今回も新作を発表させて頂きました。「ソーラー電卓」は、エコ&エコなアイテム。木材を削りだし、基盤を挟み込んだ電卓です。薄さもあり、外形の丸みと木の温かさ、使い込む程に味が出てくる経年変化が存分にお楽しみ頂ける仕上りとなっています。この形や薄さを実現する為に幾度の試作を繰り返し、至った待望のアイテム。使い易い手のひらサイズとその美しさで、ノベリティーや記念品としての引き合いが多かった1番人気のアイテムです。
もうひとつの新作は、かぎ型の「くつべら」。女性がヒール等を履く際に、ひとさし指でクイっとする色っぽさと可愛いいスタイルをカタチに出来ないかと思案した携帯くつべら。板を削りだし、全体的にR形状。カタチは指では無く、かぎをスタイリッシュにデフォルメした事で、車のキーや自宅のキー等に付ける連動性が面白かったです。また、R形状である事で、かぎの納まりも良く、Wの機能性が実現。かばんに付けた場合等のお洒落さも追求しています。この商品も贈答品や記念品の引き合いを数多く頂きました。
3つ目の新作は「ブックエンド」。木で作った素朴な本が、本棚の中で一段と引き立つ面白さがあります。人目見た時に「あー、欲しい」と思える存在感と魅力がある品に、仕上がっております。お客さんの評判も上々で、その場で個人用にお持ち帰り頂く方々も。

新作の他にもこれまでのハコアアイテムも一同に展示。キッチン用品やステーショナリー、インテリア小家具、PC周辺機器とアイテム数が増えてきました。沢山のアイテムを並べる為にも私達が使う材料の板をそのまま加工せずにざっくりと大きな展示台にしました。「このテーブルいいね。商品?」と問い掛けられる程に迫力があったのかと思います。このテーブルはまた持ち帰り、ハコアの商品に使われます。
ハコアアイテムは、ロングランの商品が多く、それぞれに根強い人気を感じます。昨年1年間試作を続けてきたジュエリー・アクセサリーも発表させて頂きました。この商品は、ロサンゼルスと東京に拠点を持つ、ジュエリーブランド「ileava (イリーヴァ)」とのコラボにて製作してまりました。彫刻的なスタイルにて、木とシルバーの組み合わた独自のスタイルを確立。有りそうで無かったジュエリーアクセサリーは、イリヴァとハコアのダブルブランドにて、近日中に数点の新作を発売します。

会場入口には、「PROTO LAB」としてプロトモデル等の展示も行われ、会期中を盛り上げていた。このイベントは、サローネを目指すような学生さんやデザイナーさんが海外に行かずとも、国内でビジネスチャンスが生まれれば良いと、今回の審査委員の川崎和男氏が仕掛けた企画。川崎先生は私のデザインの師匠様。神のような存在だが、非常に温かな人、誰かに何かをしてあげなくちゃと常に考えている方で、9年ぶりに再会し、1時間程対話させて頂きました。私もサローネまで行かなくともチャンスはあるのだと思うが、日本の場合は、埋もれてしまう事と残念ながら欧州のような高い評価をして頂けない事が多い。無いモノを得る為に海外に羽ばたくのだが、無いモノを作り上げ、ジャパンデザインの底上げを行くことは、日本で活動する私達の役目なのかもしれないと、感じた。

PROTO LABPROTO LAB

アっと、いう間の3日間でしたが、沢山の方々から注目して頂け、沢山の商談をさせて頂きました事をお礼申し上げます。私達の商品を通じて、木の温かみと楽しさをお伝え出来たかと思います。決して、多くの方々の手に届く品では無いかと思いますが、手に取った方々に感動して頂き、永くお使い頂ける事が私達の喜びとパワーの源となります。また、来年もこの展示会でお会いできます事、心からお待ちしております。

東京・台場の夜明けです・・・。最終日の夜に夜更かししてたら、月がとても綺麗で。