ショップ　Bさん

2020年新卒入社　正社員　店長兼販売促進長
取材日／2022年10月

USBメモリを買おうと色々調べていた際、ウェブサイトにたどり着いたのがハコアを知ったきっかけです。元々大学ではプロダクトデザインを専攻していて、さまざまなプロダクトを見てきました。木の商品にはゴツゴツとしたイメージを持っていたのですが、今のライフスタイルに合わせた、ハコアのモダンなデザインの商品開発にとても興味を持ちましたね。

2018年に新卒で入社し、販売スタッフとして1年、店長として2年ほど働き、2022年には新しくできた店舗のシーズンなどに合わせて企画を考える販売推進課に所属しました。大変なこともありますが、それ以上に大きなやりがいを感じています。社内で意見を提案しやすい環境なので、新しいことにチャレンジができるし若手でもやらせてもらえることが多いんです。

アイデアをつくりこめば意見も通りやすく、刻印用のイラストや業務オペレーション、販売プランなどが採用された時は、この上なくやりがいを感じました。そして自分は何もないゼロの状態から何かを生み出すことが好きなんだなと、改めて気付くことができました。もっとたくさんのことをインプットしたくて、できることはなんでもチャレンジするようにしています。

海外からのお客様も多く来られるのですが、日常会話程度に英語を話せるので、積極的にこちらからコミュニケーションを取るようにしています。お土産を求めて来られる方が多く、お箸が人気ですね。お客様も英語が通じると思っていなかった分、会話ができることにとても喜んでくれます。

一度「さっき英語で接客してくれた男の子に渡してあげて！」と、休憩時間にお客様からコーヒーを差し入れいただいたことがありました。実はコーヒーは苦手なのですが、喜んでもらえたという気持ちが嬉しくて、必死で全部飲み干しました（笑）。今でも心に残る、一番の思い出ですね。

接客の際に心掛けていることは、色や木目の違いや商品に刻印できる旨をお伝えし、お客様の中の選択肢を広げるお手伝いをすることです。迷っている方にはさらに「この商品が人気ですよ」「こういう使い方ができます」などとご案内し、お客様が求めているものを一緒に考えます。中には一人ですべて決めたいお客様もいらっしゃいますので、その時は何も言わず、静かに見守りますね。お客様の様子を察することを心がけています。

販売促進課はこれまでにない役割のため、今までやっていないことや、会社自体のブランディングにつながる戦略を提案していくのが役目ですね。世の中の流れに沿って新しいことに柔軟にチャレンジしていこうとする社風は、ハコアならではの魅力だと思います。

「自分たちの会社はこんなおもしろいことをやっているんだ」という認識を、お客様だけでなくスタッフにも伝えていきたいです。会社の動きを理解して働いていくことで、全体のモチベーションの向上にもつながるのではないかと思っています。

会社の大きな展望のひとつに「伝統技術の継承」があります。商業的な目標を掲げるだけではなく、昔から大切にしてきた技術をこれからもつないでいこうとする信念は、ハコアならではの考え方だと思います。販売促進長として、店舗のイベントなどを通してお客様に伝えるなど、自分にできることを理解して実現につなげていきたいですね。