Iさん(北信越の大学 / 教育学部専攻)

Iさん(北信越の大学 / 教育学部専攻)

ものづくりを通して、自分と向き合う時間。

Hacoaのインターンシップに参加したIさん。
以前から地元の工芸に興味がありました。
その中でも特に木を扱う職業を体験してみたいと思い、参加を希望しました。

インターンシップのプログラム(5日間)

<1日目>会社見学
Hacoaのルーツを学ぶ。商品開発にまつわる講義とワークショップを体験。

<2〜3日目>製造体験
職人の指導のもと、木製雑貨の磨きや加工を体験。
手作業ならではの繊細な調整や木の質感の違いを学ぶ。

<4〜5日目>組立体験
製造最後の工程となる組立作業を体験。

製造体験をしてみて

研磨作業や切削加工を体験してみて、職人の方々がいかにも簡単そうに行っている工程の一つひとつが、実はとても奥深いことを改めて感じました。
特に、丸みを帯びた形にやすりで加工するという作業だけでも、高い技術と日々の鍛錬が必要であることに気づかされました。
また、自分が苦戦していた作業に対して、真剣にご指導いただいたおかげで、少しずつ技術が身についていることを感じられ、とても嬉しく思いました。

組立体験をしてみて

すべての製品のクオリティを均一に保つことの難しさを実感しました。
またひとつの作業に集中するだけでなく、その集中力と技術を持続させることこそが、まさに職人の仕事であると感じました。
この体験を通して、Hacoaの製品は製造部門だけでなく、会社全体で連携しながら形づくられているのだと思いました。

インターンシップを通じて感じたこと

ものづくりに向き合う丁寧な姿勢や、一人ひとりの仕事に対する熱意が伝わってきました。
その熱意は一時的なものではなく、手仕事を重ねる中で培われたものであり、製品に込められた時間や想いの深さを改めて感じました。
同時に、自分自身のものづくりに対する意識も見直すきっかけとなりました。
また、自然豊かな環境の中で、社内の雰囲気も穏やかな気持ちで仕事に向き合えるような空気が流れていました。
お互いに教え合い、協力しながらより良いものをつくろうとする姿勢には、温かみと真剣さを感じました。

インターン生へメッセージ

少しでも興味がある方や、実際に学んでみたいと思う方におすすめです。
学校では感じることのできない、仕事に真剣に向き合う熱意や志に触れることで、仕事そのものや自分の在り方について、改めて考えるきっかけになります。

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