2022年 この春、ハコア塾を開催します

このハコア塾は強い会社づくりを目指す経営者や経営に携る方々の為のビジネスセミナーです。

私達ハコアが行って来た経験や考え方を伝える事で、強い会社づくりが出来て、ものづくりの未来が築いて行けるのでは無いかという若いスタッフの声に勇気付けられ、予てより構想してきたハコア塾実施への想いが高まり、この度の開催に至りました。

ハコアは伝統工芸産地の職人として全国へ自身の商品を自身で販売しています。ハコアはひとつのブランドとしてお客様に認知されており、商品企画から製造、販売までを一貫して社内で行っています。ハコアでは若者が全国から集まり、この地に移住して働いている現場の社員と、販売店舗の社員が楽しそうに仕事をしています。最近は特に社員教育が素晴らしいと評価される事が多くなりました。

社長である私も客観的にハコアを見て、凄いなと思います。それは自社で何かを行おうとする経営者には魅力的な事です。自身の手の内で多くの事を全てにおいてコントロールを効かせて完結出来る事は、マイペースで事業を進める事が出来る理想的な体制です。そのようなビジネスのスタイルと成長ぶりを見て、そのノウハウを教えて欲しいとお越しになる方もまた多くなりました。

その中には、私達以上に素晴らしい会社や上場しているような大きな会社の方々も多く、「いつになったらハコア塾をしてくれるんだい」と云われる事も度々でしたが、これまでなかなか踏ん切りがつかずお待たせして来ました。

この春、ハコア塾を開催します

東京に長年住んでいると、多くの素晴らしい考え方を持った人や大きな実績を持った人に出逢います。その都度、私達はまだまだだなと思う反面、なかなか出来ているなと感じる事も多くなりました。それは、東京という大商圏の世界都市に足を根付かせ、20年の月日の中で様々な事が蓄積したデータベースと勘があるからであり、それが自信にもなっています。

私達のような伝統工芸の世界から成りあがった小さな会社が「教えます」というのもおこがましい限りです。しかし、その底辺からのし上がって来た伸びしろは相当なものだと多くの方々から評価されている事も事実で、その評価が自信となり、この20年を迎えたタイミングでやってみようという決意に至りました。

会社は急速に大きく成長すると成長痛が生じ、様々な事に支障が出て来ます。私もその成長痛には常に悩まされて来ました。その痛みが分かっているからこそ、同じような痛みのある会社を治せるのではないかと考えます。会社は成長しなければ、社員の期待に応えられない。大きな売り上げを作る事で会社は成長するのかといえば、そうでは無く、利益を出し、継続して行く為の仕事をしていく事が会社の成長に繋がります。
成長と共に何が必要なのかを考えて、それを得るために中長期的に計画を立てるといったプログラムが必要になります。

経営者には経営という仕事があります。それは経営者としての仕事を行う為の知識や意識、判断力を身に付ける為のプログラムを作ることでもあるのです。それぞれの会社は事情もスタイルもビジョンも異なります。
経営者が自分や自社を客観視する目線を得ない限りは成長を持続する事は難しく、会社の目指す事を明確に作り出した後にも、何が足りないのかを気付かせて貰う為に外部の意見に耳を傾ける事が必要になります。つまり経営者が客観的になるためのトレーニングを重ねる事が重要なのです。

離職者の多い会社や、求人を出しても採用できない会社は、会社のビジョンが出来上がっていないから。なのに待遇を良くしても求人に反応しないと嘆く経営者がいます。今の時代の働き手が重要視するのは、待遇の良さだけでは無いのです。入社前に会社や仕事に希望が持てなければ、人は採用できません。働く環境づくりと会社のビジョンを作る必要があります。

人が育たず、離職が多い会社は、人材教育をしていないからです。若者は一定の伸びしろと希望を持って入社してきます。その伸びしろを拡げ、希望を実現する為のプログラムを行う事で社員が働く意欲を高めます。そうして育った人材が会社の未来を創ります。

著名なデザイナーに商品開発を依頼したが、商品が売れずに結果が出せないと嘆く経営者がいます。しかしそれはデザイナーが悪い訳では無く、依頼した会社が悪いのです。デザイナーや商品が素晴らしいから売れるという考え方は、高度成長期時代からの幻です。多くのデザイナーは市場を知らずに自分の良いと思った商品を作ります。でもその商品を手にした会社と市場に関連性が無ければ売れるはずはありません。また近年の消費者はデザイナーの名前で買う事は少なくなっています。
自社のプロデュースをするはずが、デザイナーのプロデュースになってしまっている例も多く目にします。消費者に選んで貰うには、メーカーのスタイルやビジョンが何より重要です。その会社に合う市場が求める商品を生み出すのは、自社内のプロデュースです。その為には、デザインの知識とその手段を得る為のプログラムを行い、自社の能力を高める事が必要です。

補助金等の申請を行っても審査が通らないとぼやく経営者がいます。それは、申請する計画書の書き方にズレがある事が多いです。補助金は事業の正確性や期待度で判断されます。税金を使うのだから、その事業を成功させ、税金で戻して貰わなければならない期待を抱えた制度利用なのです。
外部の専門家に依頼し計画書を書いて貰う人も多く、その人がマーケットを知っている人ならば期待も出来るでしょうが、通らない場合は、計画書を書く人がマーケットを知らないからズレが出ている事が多い。ズレの無い計画書を書く為には、自身で計画を立て、想いや情熱を持って計画書を描くべきです。その熱量が期待となり、伸びしろが見え、結果として採択される事は多い。要点を捉える技術は身に付けるべきです。

ECストアで商品を販売しているが、アクセスや転換率が上がらないという悩み。どうすれば良いのでしょうか。その原因は、投入するマーケットがズレている事がほとんどです。昔は自動販売機のように商品をEC上に置いて置けば自然と売れる事もありましたが、多くの商品が並び、競合が多い現代のEC市場で勝ち続けるのはなかなか難しいことです。
他社の様々な仕掛けも行われている中で、自社に際立った動きが無いと勝てなくなっています。この時代にECで売上を立てるには、インターネット関連の知識をさらに深め、専門者による指導や体制づくりが必須です。

会社を辞め、独立をしたいと相談に来る人も増えています。話を聞いている中で、この人は成功するな、しないなと思う事が多々あります。その判断要因は様々ですが、良くも悪くも一過性の感情で会社を辞めたいから、辞めるからと独立や会社設立を逃げ道にしている人が多いようです。会社を作るには、社会貢献を行うという大義名分はやはり求められます。
また余程の能力や誰も持たない技術が無い限りは、独立し、会社を作ったからといって仕事が舞い込む事は無いでしょう。会社を辞める前にはそうした事も含めてしっかりとした事業計画と資金計画が必要です。何よりも世の中の仕組みを知り、信用と人脈をつくる事が肝要です。

いくつか具体的な事例を挙げましたが、こうした相談を受ける中で私達の経験や知識で解決出来る事もまた多いと感じています。ハコアには様々な事象に対応して結果を残してきた「実績」があり、そこから得た「ノウハウ」があり、それを行えるだけの「人材」がいてここまで成長したからです。

そのような人材を育てる為に私もこれまでに多くの人に相談し、多くのお金を人材育成に使って来ました。人を育てるプログラムを作るのは、先行く未来への投資です。社長は孤独な職業ですが、相談する人は必要です。客観的に物事を見て、意見を貰う事でストレスは無くなり、解決出来る事も多いものです。何よりもスピード感が高まり、充実感の中で会社が成長のベクトルに向かいます。

経営はバランスが重要です。バランスを取る、保つ為に何が必要になるのかを早くに見定める力を身に付けたい。それもトレーニングの積み重ねだと思います。

ものづくりを通してひとづくりを行い、感動をつくって行く。ハコアの理念に基づき、ものづくりの未来を感動的な世界にしたい。それが、ハコア塾を行う最大の理由です。

この春、ハコア塾を開催します

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