Q02. この展示台は?
A02. お店を始めた頃の回帰です。
当初は、美術館でよくある白い展示を考えていました。
今回のExhibitionの監修を依頼したのは、様々な一流の展示を手掛ける、株式会社メソッドの代表・山田遊氏のアドバイスでした。
コンクリートの空間には木が合う。
木材で構成した方がハコアらしい。
ハコアらしい展示でいいんじゃないか?と…。
なるほどです。
限られた時間で製作物で構成する方が面白いのでは無いかと、気付けました…。
様々な素材を検討しましたが、選択したのは、秋田産の針葉樹合板。
この板をどう使うか?
若い頃、仕事が無い頃…眼鏡産地のディスプレイをデザインしていたノウハウが活きました。
立って文字を読み易い角度は10°。
この10°をどのように使うかで悩んだ結果が今回のスタイルです。
一時期は、一流ホテルの仕事を頂いた社長様からセンスを磨けと、サインデザインで飯を食べさせて頂きました。
そのノウハウを活用出来たかと思います。
期間限定の搬入時間は限られています。
運搬するのも嵩ばら無い事がコストにも影響し、現場で時間を掛けずに展示出来る事が前提になります…。
23年前、クラフトマーケットで、妻とベニア一枚のお店ごっこから始めたのがハコアの始まりでした。
その原点に還り、板一枚をどう使うか?
観る人が見易い形は何か?を追求した形です。
工事現場か!って思われるのは、怖かったですが…ラフさの中に繊細な商品がある方がハコアらしい…と、私の中でFixしました。
文章:代表取締役社長 市橋
ご協賛いただいた企業一覧
Hacoa Exhibition & Shop開催にあたって、多くの皆様のご協賛を戴きました。
心より感謝申し上げます。(敬称略/順不同)
黒龍酒造株式会社 |
株式会社ボストンクラブ |
TSUGI llc. |
株式会社御素麺屋 |
株式会社土直漆器 |
株式会社杉原商店 |
株式会社越前隊 |
株式会社ユメロン黒川 |