2021年 幸せのおまじない
東京の桜の名所、目黒川の畔にハコア初のカフェ併設店舗「KNOCKING ON WOOD 中目黒」をオープンしました。
KNOCKING ON WOOD（ノッキングオンウッド）という名は、幸せになる「おまじない」の言葉。欧米では幸運が続いていることを話したときに「ノッキングオンウッド」と言って、木製品を叩く習慣がある。
それは、かつて木に精霊が宿り、ノックすると幸運が舞い降り、木に触る事でしあわせが訪れると信じられて来た事を知り、このお店でも木に触れて貰い、木の実から作られたスイーツを堪能し、多くの人に幸せを持ち帰って欲しいという想いからおまじないの言葉を店名とした。
チョコレートブランド「DRYADES（ドリュアデス）」は、美味しいチョコレートを生み出すラボ（研究所）として、2019年に文京区春日に5坪程の小さなスペースの厨房から始まった。
オープン後は、スイーツの本場、パリの有名店で腕を磨いて来たシェフが創り出すスイーツが多方面で話題として取り上げられる事が増えて来た。
様々な受賞を重ねた事も有り、全国的に知名度が拡がったが、厨房にスペースも無く、設備も乏しく、多くの人にこの美味しさを届ける事が出来なかった。
この美味しいスイーツを多くの人に食べて貰いたい。ハコアがつくりだす空気感の中で、この美味しいスイーツを食べて、幸せな時間を過ごして欲しいという想いを重ね続け、実現したお店がこの「KNOCKING ON WOOD 中目黒」。
55坪の区画には、ガラス張りの厨房があり、スイーツを作るシェフ達の作業を甘いスイーツの香りと共に感じ取れる。24席のイートインスペースのテーブルの天板はアカシアの木を使用した。
アカシアは古来より神が宿る「聖なる木」と云われて来た。その木の角材を集成する事で表情豊かになり、ゆったりとした時間にアクセントが生まれる。
店内には多くの木を配置し、木がある空気感の中で、その日に作られた生菓子等を美味しいコーヒーやドリンクと共に召し上がって頂き、緩やかに心地よく流れる時の中を楽しんで貰いたい。
店内には、ハコアダイレクトストアも構え、ハコアの職人が創り出す木製品と+LUMBER等のスタイリッシュな商品が並ぶ。店内にはレーザー加工機が設置されていて、その場で名入れやイラストを商品に刻印する事が出来る。
ペットの画像なども持ち込めば、画像処理を施したイラストを刻印出来る。それは、世界でただひとつだけのオリジナルアイテムになり、愛着が増す事も有り、人気のサービスになっている。
ハコアの想いと長年の中で描いて来た理想店が桜の名所、中目黒に誕生した。
KNOCKING ON WOOD
https://knockingonwood.jp/
中目黒は桜のシーズンになると目黒川沿いの多くの桜が咲き乱れる情緒豊かな美しい街。桜の時期には多くの人が訪れ、賑わう事からカフェの聖地でもあります。代官山から続く住宅街には有名人も多く住み、お洒落な街になりました。
この街は、私が東京を彷徨い飛込営業をしていた20年前に多くの人達と夜な夜な未来を語りあった思い出の場所でした。私にとっては東京での出発点ともいえるこの地で原点回帰し、長年抱いていた理想店を構えて未来を創る為の挑戦を始める事にしました。
一流のシェフが作り出す、本物のスイーツを愉しみ、美味しさで多くの人を笑顔にする事が出来るお店づくり。店内で木と触れ合う事での幸せな時間を作り出す事をコンセプトとしたお店づくりがこの先も増えて行けば良いなと思います。
ハコアに関わる多くの方々が、笑顔になり、その笑顔で幸せが訪れる事を願って、「KNOCKING ON WOOD」を伝えるお店です。