Hacoaの軌跡を語る

新世紀の幕開けとなる2001年、ものづくり業界に先行き不透明感が漂い始めた中で、後継者育成や伝統の継承といった課題を解決する為に生まれたのがHacoaブランドです。
それから20年が経ち、Hacoaは私が願い描いた以上に多くの人に求められ、支えられ、独自のスタイルを構築することが出来ました。他に誰も手掛けていない唯一のマーケットを生み出した事で、競争に巻き込まれることもなく大きな成長を遂げられたと振り返っています。
私自身は人見知りな性格で、口下手でもあり、これまであまり多くを語る事は無く進んで来ました。しかし東京に直営1号店を設立してからの10年で売上を20倍に成長させた実績や、これまでの幾多の経験を語り伝える事は、コロナ禍に喘ぐ多くの経営者にとって現状打開への糸口となるのではないか、さらに後継者や人材育成などの課題解決やブランド創設を目指す次世代の経営者に繋げられるのではないか、と考えるようになりました。
そして今般のブランド創設20年という節目を迎えるにあたって、これまでに多くの方からご要望をいただいていた「ハコア塾(BizSense)」を開催し、私の経験をレクチャーというカタチにしてお届けすることとしました。
また私の経験やこれまで得られた経営のノウハウをより詳しく多くの方へお伝えできるように、初めてのビジネス著書の発刊も進めています。
この場では、その著書発刊に向けた執筆内容の一部を公開しながら、Hacoaの軌跡を語っていきたいと思います。
著者:代表取締役社長 市橋人士

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